川崎貴久 尺八ソロリサイタル 〜千態万様〜

川崎貴久 尺八ソロリサイタル 〜千態万様〜

2020年10月30日(金)

19:00開演(18:30開場)

ムラマツ リサイタルホール 新大阪

前売券 3,000円/学生 1,000円

尺八 / 川崎貴久

 現在世界中に広く普及している日本の伝統楽器・尺八。

 その尺八独自の曲として古くから連綿と伝えられてきたものを「古典本曲」とよぶ。これらの曲は、臨済宗の一派であった「普化宗」の僧である虚無僧たちが、尺八を法器とし禅を組む代わりに尺八を吹く、「吹禅」の際の経典として現代にも伝えられている。

 明治初期、廃仏毀釈により普化宗が廃宗となり、尺八は広く一般の人々が触れることのできる楽器となり、地歌や箏曲との合奏も盛んに行われるようになった。また、文明開化の影響を受けた宮城道雄などの活躍により、尺八は純粋な楽器としてもその活躍の場を広げていった。

 時代の流れに合わせて変容していった尺八音楽。その中で新たに生まれてきた尺八の独奏曲は、「古典本曲」の歴史の中で培われてきた技法・奏法、そこに新しい洋楽的な手法を加えて数多く創作されてきた。その中から生まれてきた将来の古典となるべき現代の尺八独奏曲たちは、いわば「現代本曲」とも呼べる。

 尺八音楽が時代の変化に伴いどのような変遷を辿って現代に至り、また将来どの様に変化してゆくのか。今回は近年の約半世紀で作曲された尺八独奏曲を作曲年順に演奏することで、尺八音楽の「古典本曲」から「現代本曲」への変容の一端を紹介させて頂き、古典から現代、更に未来へ向けての尺八音楽の潮流の可能性を探りたいと考えている。


無伴奏尺八組曲第六番「随想」朗詠/独言/嗚咽(1970作曲)  唯是震一(1923-2015)

尺八独奏「蒼茫」(1972作曲)  牧野由多可(1939-2005)

「鶴林」尺八独奏のための(1973作曲)  廣瀬量平(1930-2008)

「霜夜の砧」長管尺八のために(1980作曲)  柴田南雄(1916-1996)

「ころころ」独奏尺八のための(2015作曲)  藤倉大(1977-)


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